電車で靴のまま椅子に立ちあがり騒ぐ子供と、制止しない母。それを見た3人組の高校生が、驚きの行動に

お茶の間や社会の中で、よく「最近の若い子は・・・」という言葉を耳にすることはありませんでしょうか。若い子の行動や態度、考え方を否定する言葉ですが、筆者も様々な大人と接する機会がある中で、こうした言葉をよく口にしている人と出逢います。

確かに、大人から見て、稚拙な問題行動に走る若い子もいることは事実です。しかし私たち大人が若い子を蔑む程、実際には大人もしっかりしていないのではないかと思うことは、多くの人と接する中でたくさん感じたりもします。

読者の方に寄稿して頂いたJR総武線での出来事も、正にそう感じざるを得ない出来事です。

幼稚園児くらいの、二人の子供を連れた女性が斜めの方に座っていたのですが、その子供たちがとてもうるさく騒いでいました。靴のまま椅子に立ったり椅子の上で飛び跳ねたり、大きな声を出したりと、とても公共の場のマナーとしては宜しくない状況。しかし隣に座るお母さんは、携帯をずっといじり、子供を制止するどころか、子供の方を見向きもしませんでした。

そんな時に、津田沼駅で、3人の高校生が乗車。子供たちの少し近くに立っていると、子供たちが騒いでいることに気が付きます。

するとその高校生たちが、子供に向かって、驚きの行動に移るのでした。

まず一人の高校生が子供の方をジッと見つめ、子供が高校生に気付くまで待ちます。視線を感じ一人の子供がその高校生を見ると・・・高校生は、 口元に人差し指をあてて「静かにするんだよ」と呼びかける様に、「シー」とジェスチャーをしたのです。

恐らくお兄ちゃんと思われる子がそれに気付きましたが、もう一人の子供は靴のまま後ろを向いて椅子の上に立ち上がり、高校生に気が付きません。するともう一人の高校生が、こっちに気付いている子供に向かって 「隣の子、隣の子」という様に指で隣の子を指し、今度は空気椅子の様な体勢を取って「前を向いて座る様に」と促したのです。

子供は最初は意味がわからずに、ボーッとその動作を見ていて動かなかったのですが、その後その意味に気付いたのか、靴を履いたまま後ろ向きに立っている子供のズボンを引っぱり、「座りなよ!」と言ってちゃんとその子供を座らせたのでした。子供二人が前を向いて座ると、高校生は満面の笑みで親指を立てて「ナイス!」みたいなジェスチャーを子供に投げかけて、子供もそれを見て嬉しくなったのか、満面の笑みで前を向いて座っていました。

何とも暖かい、高校生の行動。しかし、その間、携帯をいじっていた母親は、一度もそのやりとりに気付かずに、ずっと携帯をいじっていたというのです。

私たち大人が、まだ若い子に向かって「最近の若い子は」と蔑むのは、簡単な事です。しかしそんな若い子よりもマナーがなかったり、気遣いや想いやりがない大人も、現実にはたくさんいます。

立派な大人が増えることが、世の中をよくする一番の方法論。誰かを蔑む前に、自分自身は立派な大人でいることができているかを定期的に自分自身で見つめ直すこと。それが今、私たち大人に必要なことではないのでしょうか。

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